初詣でおみくじを引いたら、「凶」だった。
その瞬間、心がズーンと沈んだ経験はありませんか。
「今年は最悪な年になるのかな」
「もう一回引き直したほうがいいかな」
そんなふうに思ってしまいますよね。
でも、ちょっと待ってください。
「凶」は本当に「悪い結果」なのでしょうか?
今回は、七命図(しちめいず)の視点から、おみくじの「凶」に隠された意味についてお話ししますね。
そもそも「凶」は何を伝えているのか
おみくじの「凶」は、「あなたの一年は最悪です」という宣告ではありません。
どちらかというと、「今は気をつけて過ごしましょう」という注意書きのようなものなんですよ。
考えてみてください。
神様がわざわざ「気をつけて」と教えてくれている。
それって、見放されているのではなく、むしろ見守られているということではないでしょうか。
七命図でも、人生には「動くべき時期」と「静かに備える時期」があると考えます。
「凶」が出たときは、もしかすると「今は静かに備える時期ですよ」というメッセージなのかもしれませんね。
「凶」をチャンスに変える3つの考え方
では、「凶」を引いてしまったとき、どう受け止めればいいのでしょうか。
前向きに捉えるためのヒントを3つご紹介しますね。
① 「これ以上は落ちない」と考える
「凶」は、いわば底の状態です。
底にいるということは、これ以上は下がらないということ。
つまり、あとは上がるだけ。
「大吉」を引いた人は、もしかすると下がる余地がある。
でも「凶」のあなたには、上昇の余地しかないんですよ。
そう考えると、少し気持ちが軽くなりませんか?
② 「注意ポイント」を読み込む
おみくじには、吉凶だけでなく、いろいろな項目が書かれていますよね。
「待ち人」「失せ物」「商売」「健康」──
「凶」が出たときこそ、そこに書かれている具体的なアドバイスをしっかり読んでみてください。
「急がば回れ」「焦らず待て」など、今のあなたに必要なメッセージが隠れているかもしれませんよ。
③ 「お守り代わり」として持ち歩く
「凶」のおみくじを木に結んで帰る人も多いですが、あえて持ち帰るという選択もあります。
「今年は気をつけて過ごそう」というリマインダーとして、財布や手帳に入れておく。
そうすることで、日々の行動に少しだけ慎重さが加わるかもしれませんね。
それが結果的に、一年を無事に過ごすことにつながることもありますよ。
おみくじは「予言」ではなく「きっかけ」
ここで、大切なことをお伝えしますね。
おみくじは、未来を決定するものではありません。
「大吉」を引いたからといって、何もしなくていいわけではない。
「凶」を引いたからといって、何をやってもダメなわけでもない。
おみくじは、「今年一年をどう過ごすか」を考えるきっかけに過ぎないんですよ。
七命図も同じです。
「こうなる」と断言するのではなく、「今、自分がどこにいるのか」を確認するための地図。
その地図を見て、どう歩くかを決めるのは、いつだって自分自身です。
「凶」を引いたあなたへ
もし今年のおみくじで「凶」を引いてしまったなら、落ち込む必要はありませんよ。
それは「ダメな年」の予告ではなく、「丁寧に過ごしてね」という神様からのメッセージかもしれません。
むしろ、「凶」を引いたからこそ、慎重に、大切に一年を過ごせる。
そう考えたら、「凶」は最高のお守りになるのではないでしょうか。
2026年、あなたにとって穏やかで実りある一年になりますように。