カレンダーをめくるのが怖い
楽しい休日も、終わりの時間が近づくと色を変えます。 夕方になり、日が沈むにつれて、心の中に重たい雲が広がっていく。 「ああ、明日は仕事か」 その一言が、鉛のように身体を重くする。
1月の休み明けは、特にこの感覚が強くなります。 お正月ボケが抜けきらない身体に、容赦なく降りかかる現実のタスク。 「行きたくない」「逃げ出したい」と思ってしまうのは、あなたが弱いからではありません。 脳が「変化」を恐れ、現状維持(=休み)を求めている正常な反応なのです。
朝の自分を助ける「発射台」
憂鬱な気持ちを抱えたまま布団に入ると、翌朝の目覚めは最悪のものになります。 だからこそ、祝日の夜のうちに、明日の自分のために「発射台」を用意しておきましょう。
それは、朝起きてからの「選択」を減らすことです。
着ていく服を決めて、ハンガーにかけておく。 カバンの中身を整理して、玄関に置いておく。 朝食のパンをお皿に乗せておく。
寝ぼけた頭で「何を着よう」「何を食べよう」と考えるのは、意外と大きなストレスです。 全てが決まっていれば、朝はただロボットのように動くだけで済みます。 思考停止で家を出られる状態を作っておくことが、一番の優しさです。
最初のハードルを地面に埋める
仕事に関しても、「明日はあれもこれもやらなきゃ」と大きな塊で捉えないようにしましょう。 目標は「出社すること」だけで十分です。 もっと言えば、「PCの電源を入れること」だけでもいい。
「とりあえず行って、コーヒーを飲んで、メールチェックだけしたら帰ってきてもいいや」 それくらい低いハードルを設定してみてください。 実際に帰るわけにはいかないかもしれませんが、心持ちとしてはそれくらいで丁度いいのです。
七命図では、物事の始まり(初動)に最もエネルギーが必要だと考えます。 動き出してしまえば、慣性の法則でなんとかなるものです。 だから、最初の一歩だけを、限りなく軽く、小さくしておくのです。
ご褒美をセットする
そして最後に、明日の自分への「餌」を用意しておきましょう。 コンビニで買った新作のスイーツでもいいし、ランチに行きたいお店でもいい。
「仕事に行く」ためではなく、「あのお菓子を食べる」ために家を出る。 そんな不純な動機でも、足が前に出るなら大成功です。
明日は3割の力で大丈夫。 完璧を目指さず、ただ「そこにいる」ことだけを目標にしてください。 今夜は、明日の準備を終えたら、もう何も考えずに早く寝てしまいましょうね。
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