頭の中だけ出勤中
カレンダーは祝日を示しているのに、頭の中はずっと平日のまま。 ふとした瞬間に「あのメール返したっけ?」「来週のプレゼン、資料足りてるかな?」と、仕事のことがよぎってしまう。
身体はリビングのソファにいるのに、意識だけはずっとオフィスのデスクに座っているような感覚。 これでは、いくら休んでも休んだ気がしませんよね。 「切り替えが下手な自分が悪い」と自分を責めてしまう前に、なぜ1月にこの現象が起きやすいのかを知っておきましょう。
「始まり」の引力
1月は「始まり」のエネルギーが強い月です。 新しい年、新しい目標、新しいプロジェクト。 世の中全体が「さあ、やるぞ」という前傾姿勢になっているため、その引力に引っ張られて、なかなかブレーキが踏めないのです。
七命図の視点で見ても、1月は気が「立つ」時期。 神経が過敏になりやすく、些細なことでもアンテナが拾ってしまうのです。 あなたが仕事を忘れられないのは、それだけ仕事に対して真摯であり、責任感を持っている証拠でもあります。 決して悪いことではありません。
「忘れる」のではなく「置く」
仕事を忘れようとすればするほど、脳は「忘れてはいけないこと」として認識を強めてしまいます。 だから、無理に忘れようとするのは逆効果です。
おすすめなのは、「一旦、棚に置く」というイメージを持つことです。 気になっているタスクや不安を、頭の中から取り出して、目の前のテーブルに置くイメージ。 あるいは、実際に紙に書き出して、「これは明日の朝9時に考える」と予約してしまう。
「忘れる」のではなく、「今は扱わない」と決める。 それだけで、脳のバックグラウンド処理は停止し、少しだけ静寂が訪れます。
身体感覚を取り戻す
思考が止まらない時は、身体感覚に意識を向けましょう。 熱いシャワーを浴びて皮膚感覚を刺激する。 冷たい空気を吸い込んで、肺が膨らむのを感じる。 美味しいコーヒーの香りを深く吸い込む。
「今、ここ」にある身体の感覚に集中することで、オフィスに飛んでいた意識を、強制的にリビングへと連れ戻すことができます。 仕事ができる人は、休むのも上手な人。 今日は意識的に「スイッチオフ」の練習をしてみませんか?
ラジオで聴く(声の温度)
文字とは少し違う温度で、 同じテーマを静かに話しています。 夜に向いているかもしれません。
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手元に残す(七命図)
迷ったときに、 同じページへ戻れるように。 七命図としてまとめた形もあります。
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