誘いを断る時の罪悪感
友人からランチに誘われたけれど、断ってしまった。 本当は予定なんてないのに、「用事があるから」と嘘をついて。 断った後の安堵感と同時に、「私ってなんて冷たい人間なんだろう」という罪悪感がチクリと胸を刺す。
1月は、人付き合いに対して消極的になりやすい時期です。 外は寒いし、インフルエンザも流行っているし、年末年始の疲れも残っている。 頭では「友達は大切にすべき」と分かっていても、心が「今は一人にして」と叫んでいる。
そんな自分を責めないでください。 「人に会いたくない」というのは、ワガママではなく、あなたの心が正常に機能している証拠なのですから。
冬眠が必要なのは、熊だけじゃない
動物たちが冬眠するように、人間にも「冬眠モード」が必要です。 寒さの厳しい1月は、エネルギーを外(他人)に向けるのではなく、内(自分)に向けて温存すべき時期。 七命図の視点でも、冬は「根を育てる時間」です。
誰かと会って話すことは、楽しい反面、多くのエネルギーを消費します。 相手の表情を読み、言葉を選び、空気を読む。 今のあなたのバッテリー残量では、それが少し負担になっているのかもしれません。
「今は閉店ガラガラ」の看板を掲げて、自分の殻にこもる。 それは逃げではなく、自分自身を守るための賢明な戦略です。 しっかりと休んで充電できれば、また自然と「あの人に会いたいな」と思える日が来ます。
一人の時間は、寂しくない
誘いを断って手に入れた一人の時間を、思いっきり楽しんでみましょう。 誰の目も気にせず、一日中パジャマで過ごす。 好きな映画を観て、思いっきり泣く。 ひたすら本を読む。
そんな「生産性のない時間」こそが、乾いた心に潤いを与えてくれます。 孤独は、寂しいものではありません。 自分自身と仲良くするための、豊かで贅沢な時間です。
自分を丁寧にもてなすことができる人は、他人にも優しくなれる人です。 今の一人の時間は、春になって誰かと会った時に、最高の笑顔を見せるための準備期間だと思ってください。
「待て」ができる関係を
本当にあなたを大切に思ってくれている友人なら、少しの間会えなくても、関係が壊れたりはしません。 「今は冬眠中なんだね、暖かくなったら出ておいで」と待っていてくれるはずです。
だから、焦らなくて大丈夫。 無理をして会って疲れた顔を見せるより、元気になってから会う方が、お互いにとって誠実です。 今はただ、温かい部屋で、あなただけの時間を愛おしんでくださいね。
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