目覚めた瞬間の「重さ」
布団から出るのが辛い、暗くて寒い朝。 目が覚めた瞬間に、理由のわからない不安や憂鬱が、波のように押し寄せてくることがあります。
「今日もまた一日が始まるのか」 そんな重たい気持ちを抱えたまま、あなたは一番最初に何をしていますか? もし、枕元のスマホに手を伸ばしているなら、少しだけ待ってください。
「起きてすぐにスマホを見ること」。 これが、1月の朝に最も避けたい行動であり、気分の落ち込みを加速させている原因かもしれません。
脳への冷たい泥水
寝起きの脳は、スポンジのように無防備で、情報を吸収しやすい状態です。 そこに、SNSの煌びやかな他人の生活や、悲惨なニュース、誰かの怒りの言葉を流し込む。
それはまるで、空っぽの胃袋に、冷たい泥水を流し込むようなものです。 身体が冷えて、心が重くなるのは当然のこと。 自分とは関係のない「ノイズ」によって、あなたの大切な一日の始まりが、濁らされてしまっているのです。
七命図の視点でも、朝は「気」が生まれる神聖な時間です。 その時間を他人の情報で埋めてしまうのは、とてももったいないことです。
最初の5分を、自分のために
目が覚めたら、まずはスマホではなく、自分のために時間を使ってみましょう。
カーテンを開けて、外の光を入れること。 たとえ曇り空でも、自然の光は脳のスイッチを優しく入れてくれます。 そして、コップ一杯の白湯か水を飲むこと。 乾いた身体に水が染み渡る感覚を、ただ静かに味わう。
情報の濁流に飲み込まれる前に、「自分」という輪郭を確かなものにする。 その静かな数分間が、今日という一日を守る防波堤になってくれます。
世界と繋がるのは、その後でいい
ニュースチェックやメールの返信は、朝の支度が整ってからでも十分に間に合います。 まずは、あなた自身をご機嫌にすること。 それが、何よりも優先されるべき朝の仕事です。
「今日はどんな一日にしようかな」 スマホの画面ではなく、自分の心の内側に問いかける。 そんな朝が増えれば、冬の重たい空気も、少しずつ澄んだものに変わっていくはずです。
明日の朝は、スマホを少し遠くに置いて、目覚めてみませんか?
ラジオで聴く(声の温度)
文字とは少し違う温度で、 同じテーマを静かに話しています。 夜に向いているかもしれません。
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手元に残す(七命図)
迷ったときに、 同じページへ戻れるように。 七命図としてまとめた形もあります。
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