楽しみなはずの連休なのに
お正月休みが明けて、ようやく仕事モードのエンジンが温まってきた頃にやってくる、1月の連休。 カレンダーを見れば「3連休」の文字があり、本来なら心が躍るはずの週末です。
それなのに、金曜日の夜あたりから、妙な焦燥感や、理由のない気分の落ち込みを感じることはありませんか? 「せっかくの休みなのに、何をすればいいか分からない」 「時間を無駄にしてしまいそうで怖い」
楽しみだったはずの時間が、近づくにつれてプレッシャーに変わっていく。 そんな自分を「素直に楽しめないなんて、損な性格だな」と責めてしまう優しい方が、実はとても多いのです。 でも、安心してください。それは性格の問題ではなく、身体が急激なリズムの変化に戸惑っているサインなのです。
アクセルとブレーキの踏み間違い
1月のこの時期、私たちの心身は想像以上に負担がかかっています。 年末年始という長い「オフ」から、仕事始めという急激な「オン」へ。 そしてまた、連休という「オフ」へ。
まるで、アクセルとブレーキを短期間で交互に踏んでいるような状態です。 車体がガタガタと揺れるのは当たり前ですし、乗っている運転手(あなた)が酔ってしまうのも無理はありません。 心がざわざわするのは、自律神経が「今はどっちのモードなの?」と混乱して、バランスを取ろうと必死になっている証拠なのです。
七命図という視点で見ても、1月は気の流れが定まりにくい「調整期」にあたります。 そんな時期に、完璧な休日を過ごそうと意気込むのは、揺れる船の上で針の穴に糸を通そうとするようなもの。 うまくいかなくて当然なのです。
「何もしない」を予定に入れる
心が乱れる連休前におすすめしたいのは、「特別なことをしない」と決めてしまうことです。 遠出の計画や、大掛かりな断捨離など、エネルギーを使う予定は、もう少し暖かくなってからでも遅くはありません。
この連休は、アイドリングのままで過ごす。 いつもの週末と同じ時間に起き、いつもの朝食を食べ、近所を散歩する。 日常の延長線上に、少しだけ「昼寝」というご褒美を足すくらいが、今の心にはちょうどいいのです。
「せっかくだから」という言葉は、一度手放してみましょう。 リズムを大きく変えないことが、来週からの自分を助ける一番の工夫になります。
揺れる自分を許してあげる
気持ちが乱れるのは、あなたが日々の生活に真剣に向き合っているからです。 オンとオフを切り替えようと、一生懸命になっているからです。
「ああ、今、心が揺れているな」 「自律神経がバランスを取ろうと頑張っているんだな」 そう客観的に眺めるだけで、不安の正体は見えてきます。
この連休は、揺れる心のまま、毛布にくるまって過ごしてもいい。 静かに雨宿りをするような気持ちで、ゆっくりと羽を休めてくださいね。
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