受験シーズン、お子さん以上に緊張しているのは、もしかすると親御さんかもしれませんね。
「もっと勉強してほしい」「このままで大丈夫だろうか」
心配すればするほど、つい口出ししたくなる気持ち、よく分かります。
今回は、七命図(しちめいず)の視点から、お子さんの「本来の力」を引き出すアプローチについてお話ししますね。
「本来の力」とは何か
七命図では、人にはそれぞれ生まれ持った「命のバランス」があると考えます。
コツコツ積み重ねることで力を発揮する子もいれば、
短期集中で一気に伸びる子もいる。
朝型の子もいれば、夜に集中力が高まる子もいる。
「本来の力」とは、その子が自然に持っているリズムや特性のことです。
それを無視して、「一般的に正しい」とされる方法を押しつけても、
なかなかうまくいかないことがあるんですよね。
親ができる3つのこと
では、親として何ができるのでしょうか。
お子さんの本来の力を引き出すために、意識してみてほしいことを3つご紹介しますね。
① 「観察する」こと
まずは、お子さんをよく観察してみてください。
どんなときに集中しているか、どんなときに疲れているか、
どんな声かけで元気になるか、どんな言葉で萎縮するか。
答えは、お子さん自身の中にあります。
それを見つけるために、まずは「見る」ことから始めてみてくださいね。
② 「環境を整える」こと
親にできる最大のサポートは、勉強しやすい環境を整えることです。
静かな空間、適度な温度、栄養のある食事、十分な睡眠。
勉強そのものを代わりにやることはできませんが、
お子さんが力を発揮できる土台をつくることはできますよね。
「頑張れ」と言う代わりに、温かいお茶を淹れてあげる。
そういう小さなサポートが、実は一番力になるんですよ。
③ 「信じて待つ」こと
これが一番難しいかもしれません。
お子さんを信じて、待つこと。
口を出したくなる気持ちをぐっとこらえて、見守る。
心配を表に出さず、「大丈夫」と信じる姿勢を見せる。
七命図では、人は周囲のエネルギーに影響されると考えます。
親が不安でいっぱいだと、その不安はお子さんにも伝わります。
逆に、親が落ち着いていると、お子さんも安心して力を発揮しやすくなるんですよ。
「結果」より「過程」を見てあげて
受験は、合格・不合格という結果が出るものです。
でも、その結果だけがすべてではありませんよね。
目標に向かって努力した日々、それ自体がお子さんの財産になります。
たとえ思い通りの結果が出なくても、
「よく頑張ったね」と言ってあげてください。
その一言が、お子さんの次の一歩を支える力になりますよ。
親御さん自身も、自分を労ってくださいね
最後に、親御さんへのお願いです。
お子さんのことばかり心配して、自分を後回しにしていませんか?
親御さんが疲れ切っていると、家全体の空気が重くなります。
親御さんが穏やかでいると、お子さんも安心できます。
七命図は、「こうすれば合格する」と断言するものではありません。
ただ、「今、自分がどんな状態にいるのか」を静かに確認するための地図です。
お子さんのためにも、まずは親御さん自身が自分を整えてくださいね。
受験シーズン、家族みんなで乗り越えていけますように。