遅れてやってくる疲労
年明け最初の1週間は、意外とスムーズに動けていた。
「今年も頑張るぞ」という気合で、溜まったメールを処理し、挨拶回りをこなしていた。
それなのに、2週目に入ったあたりから、急に身体が重くなり、朝起きるのが辛くなる。
「最初は調子良かったのに、どうして?」
そんな風に、突然の失速に戸惑っている方もいるかもしれません。
でも、これはとても自然な現象です。
年末年始の長期休暇から、急激にトップギアに入れた反動が、今まさに「時間差」で押し寄せているのです。
アドレナリン切れのサイン
仕事始めの直後は、脳内で「戦闘モード」のスイッチが入り、アドレナリンが分泌されています。
このホルモンのおかげで、疲れを感じずに動けてしまっていたのです。
しかし、日常のリズムに慣れ始めた頃、アドレナリンの供給が止まります。
その瞬間に、これまで隠されていた本当の疲れが、一気に表面化するのです。
これは、マラソンを走り終えたランナーが、ゴールした瞬間に倒れ込むのと同じ原理。
あなたが怠けているわけでも、能力が落ちたわけでもありません。
ただ、「緊張の糸が切れた」だけなのです。
ペースダウンを受け入れる
この時期に大切なのは、無理にペースを戻そうとしないことです。
「先週はあんなに動けたのに」と過去の自分と比べるのはやめましょう。
むしろ、「先週は飛ばしすぎていたんだな」と認めて、意識的にペースを落とすことが必要です。
定時で帰る日を作る。
ランチタイムは一人で静かに過ごす。
難しい判断が必要な仕事は、午前中の元気なうちに片付けてしまう。
今は「通常運転」に戻るための調整期間。
少しスローダウンするくらいが、長い目で見れば一番効率的なのです。
自分への労いを忘れずに
疲れが出るのは、それだけ一生懸命走ってきた証拠です。
「疲れたなあ」と感じたら、それは身体からの「よく頑張ったね」というメッセージだと思ってください。
温かいお風呂に入り、栄養のあるものを食べて、たっぷりと眠る。
そんな当たり前のケアを、いつもより丁寧に。
焦らずゆっくりと、心と身体の足並みを揃えていきましょう。
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