休みなのに、ぐったり
「休日はあれをしよう、ここへ行こう」と楽しみにしていたのに。 いざ当日になると、身体が鉛のように重くて、布団から出られない。 あるいは、一日中寝ていたはずなのに、夕方になっても疲れが抜けていない。
「せっかくの休みなのに」という自己嫌悪と、「なんでこんなに疲れているんだろう」という不安。 1月は、この「休日ほど疲れる現象」に悩む人が急増する時期です。
でも、これはあなたの体力が落ちたわけではありません。 冬という環境が、あなたの身体に過酷な負担をかけている証拠なのです。
見えない負担「寒暖差疲労」
暖房の効いた室内と、凍えるような屋外。 電車の中の蒸し暑さと、ホームの冷たい風。 1月の私たちは、一日のうちに何度も激しい気温差にさらされています。
体温を一定に保つために、自律神経はフル稼働し続けています。 これは、マラソンをしながら仕事をしているようなもの。 本人が気づかないうちに、膨大なエネルギーを消費しているのです。
平日は緊張感(交感神経)でなんとか持たせていても、休日になって緊張が緩んだ(副交感神経)途端に、蓄積された疲労が一気に噴出する。 それが、休日に動けなくなる正体です。
「回復」に専念する日
動けないのは、身体が「これ以上動くと危険だ」と判断して、強制的にブレーキをかけているからです。 だから、無理に動こうとしてはいけません。 「今日は回復に専念する日」と割り切って、徹底的に身体を甘やかしてあげましょう。
ぬるめのお湯にゆっくり浸かる。 身体を締め付けない服を着る。 消化の良い温かいものを食べる。
アクティブな休日を過ごすことだけが、充実ではありません。 マイナスになった体力をゼロに戻すことも、立派な休日の過ごし方です。
罪悪感を持たない練習
「寝て終わってしまった」と嘆く必要はありません。 あなたは今日一日かけて、自分の身体をメンテナンスしたのです。 プロのスポーツ選手が身体のケアを欠かさないように、あなたも自分という資本を大切にしただけのこと。
疲れが出るのは、それだけ平日に頑張っている証拠です。 動けない自分を責めるのではなく、「お疲れ様」と労ってあげてください。 十分に休めば、また必ず元気な朝がやってきますから。
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