LIFE

【やる気が出ないのに焦る】1月特有の心理

やる気が出ないのに焦る

アクセルとブレーキの同時踏み

「今年はこれをやるぞ」と決めたはずなのに、三日坊主どころか、まだ何も始められていない。 やろうと思ってPCを開いたのに、気づけばネットサーフィンをして時間が過ぎていく。 そんな自分に対して、「なんでできないんだろう」と焦りと自己嫌悪を募らせていませんか?

頭の中では「進め!動け!」とアクセルを全開に踏んでいる。 それなのに、身体は「無理!動きたくない!」とブレーキをベタ踏みしている。 この状態は、車ならオーバーヒートを起こして煙が出てしまうほど、心身に負荷がかかっています。

実はこれ、1月特有の「気象病」のようなものなのです。

寒さがブレーキをかける

冬の寒さと日照時間の短さは、生物としての活動レベルを低下させます。 身体は本能的にエネルギーを温存しようと、「冬眠モード」に入っているのです。 これはサボりでも甘えでもなく、生命維持のための正常な機能です。

一方で、1月という「暦」は、「新年」「スタート」という言葉で私たちの脳を刺激します。 世間全体が「新しいことを始めよう」という空気に包まれているため、脳だけが興奮状態(アクセル)になっているのです。

身体は冬、頭は春。 この季節感のズレが、「やる気は(頭には)あるのに、(身体が)動かない」という苦しい状況を生み出している正体です。

焦っている自分を認める

この苦しさから抜け出すための第一歩は、「焦っている自分」を認めてあげることです。

「ああ、私は前に進みたいと思っているんだな」 「意欲はあるんだな、えらいな」

動けない自分を責めるのではなく、動こうとしている意志を評価してあげる。 それだけで、張り詰めた緊張の糸が少し緩みます。 エネルギーがないわけではないのです。 ただ、今は寒さに対抗するために、そのエネルギーが「体温維持」に使われているだけなのです。

その場での足踏みも「動き」

どうしても動けなくて焦る時は、ハードルを地面スレスレまで下げてみましょう。 大きな一歩を踏み出す必要はありません。

その場で足踏みをする。 深呼吸をする。 温かいお茶を飲む。

そんな小さな動作でも、血流は巡り始めます。 「止まっている」と思わずに、「アイドリング中」だと思ってください。 エンジンさえかかっていれば、暖かくなった時にいつでも走り出せます。

心と身体の足並みが揃うまで、もう少しだけ待ってあげてください。 春は必ず来ます。 その時まで、焦らずに温かい場所でエネルギーを溜めておきましょう。


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