LOVE

【1月の人間関係】広げなくていい理由

「新しい出会い」へのプレッシャー

「今年はもっと人脈を広げよう」 「新しいコミュニティに参加してみよう」

新しい手帳にそんな目標を書き込んだものの、いざ誰かと会うとなると、なんだか腰が重い。 誘いを受けても、「寒いし、家でゆっくりしたいな」という本音が勝ってしまう。

そんな矛盾を感じやすいのが、1月という季節です。 頭では「動かなきゃ」と思っているのに、心がついてこない。 でも、それはあなたの社交性が低いからではありません。 季節のリズムとして、今は「広げる」時期ではないのかもしれません。

寒さは心を内向きにする

寒さは、人の心を内向きにします。 それは生物としての自然な防衛本能で、冷たい風から身を守るためにコートの襟を立てるのと同じこと。 心もまた、無防備に開け広げておくことが難しい季節なのです。

七命図の視点で見ても、冬はエネルギーを外に発散するのではなく、内側に蓄える時期です。 種が土の中でじっとしているように、人間関係においても、今は自分の根元を見つめ直す時間が適しています。

無理に新しい関係を築こうと焦る必要はありません。 むしろ、今すでにあなたの周りにいてくれる、手触りのある関係を大切にする時期なのです。

狭く、深く、温かく

1月におすすめしたいのは、人間関係を「広げる」ことではなく、「深める」ことです。

温かい鍋を一緒に囲める人。 意味のないLINEを送り合える人。 沈黙が怖くない人。

そんな、あなたにとって「温もり」を感じられる相手との時間を、丁寧に味わってみてください。 新しい刺激はなくても、安心感という栄養が、冷えた心を内側から満たしてくれます。

もし、会いたい人が誰も思い浮かばなければ、自分自身と仲良くするのも素敵です。 一人でカフェに行き、自分という一番の親友と対話する。 それもまた、大切な「深める」時間です。

春になれば、窓は開く

今は心の窓を少し閉めて、暖炉の火を守るように過ごしていいのです。 狭くても深い温もりがあれば、この冬は十分に乗り越えられます。

春になり、暖かくなれば、自然と窓を開けたくなる日がやってきます。 その時、十分に蓄えたエネルギーを持って、新しい世界へ飛び出していけばいい。

だから今は、無理をせず。 あなたの半径数メートルの世界を、愛おしむことから始めてみませんか。


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迷ったときに、 同じページへ戻れるように。 七命図としてまとめた形もあります。

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