信号待ちのようなもどかしさ
新しい年が始まり、「さあ、進むぞ」と意気込んだものの、なんだか思うように景色が変わらない。 仕事の手応えがいまいちだったり、連絡の返信が遅かったり、あるいは自分の体調がすっきりしなかったり。
まるで、青信号だと思って走り出したのに、次々と赤信号に引っかかってしまうような。 そんな「目に見えない壁」のような停滞感を、この1月に感じてはいませんか?
「今年はいきなり運が悪いのかもしれない」 そんな風に不安になってしまう方もいるかもしれません。 でも、安心してください。 この停滞感は、決して悪いことの前触れではないのです。
「凪(なぎ)」の時間をどう捉えるか
風が止まり、海面が鏡のように静まり返る「凪」の状態。 船を進めたい人にとっては、風が吹かないことは焦りの原因になります。 しかし、自然界において、ずっと風が吹き続けることはありえません。
運勢や人生の流れもこれと同じです。 七命図という「地図」を通して人の営みを眺めていると、大きく飛躍する前には、必ずと言っていいほど「深く沈み込む期間」や「ピタッと止まる期間」が存在することに気づきます。
1月に感じる停滞感は、まさにこの「次の風を待つ時間」であることが多いのです。 ダムに水が溜まるのを待っている状態、と言い換えてもいいかもしれません。 水が十分に溜まらなければ、放流した時のエネルギーは生まれません。 今、あなたの運勢は、来るべきタイミングに向けて、静かに、でも着実にエネルギーを満タンにしようとしているのです。
「止まっている」のではなく、「溜めている」。 そう視点を変えるだけで、このもどかしい時間の意味が、少し違って見えてきませんか?
サインに気づいたら、掃除をする
では、運勢が停滞しているサインを感じた時、私たちはどうすればいいのでしょうか。 無理に動こうとしても、空回りして消耗するだけです。 そんな時におすすめしたいのが、「身の回りの風通しを良くすること」です。
たとえば、クローゼットの中を整理して、着ない服を一着手放してみる。 スマホの写真フォルダを整理して、不要な画像を削除する。 デスクの上をきれいに拭き上げる。
新しい風が吹いてきた時、それを受け入れるためのスペースを空けておくのです。 物理的な空間を整えることは、心の空間を整えることに直結します。 掃除や整理整頓といった、淡々とした作業は、焦る心を鎮める瞑想のような効果もあります。
「今は外に向かって動く時じゃない。内側を整える時なんだ」 そう割り切って、丁寧に暮らしの埃を払ってみてください。 部屋の空気が澄んだ時、ふと、止まっていた時計の針が動き出す音が聞こえるかもしれません。
待つことも、行動のひとつ
焦らなくて大丈夫です。 夜が明けないことがないように、風が吹かないこともありません。 停滞している今は、神様がくれた「作戦タイム」だと思ってみましょう。
次に動き出した時、あなたは以前よりも軽く、遠くまで行けるようになっているはずです。 その時を楽しみに、今はただ、温かい部屋でじっくりと英気を養っていてください。
待てる人は、強い人です。 今のあなたの静かな時間は、必ず未来のあなたの助けになりますよ。
ラジオで聴く(声の温度)
文字とは少し違う温度で、 同じテーマを静かに話しています。 夜に向いているかもしれません。
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手元に残す(七命図)
迷ったときに、 同じページへ戻れるように。 七命図としてまとめた形もあります。
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