信号に引っかかるような毎日
新しい年が始まって、心機一転頑張ろうと思っているのに、出鼻をくじかれるような出来事が続く。 電車に一本乗り遅れたり、大切なメールを打ち間違えたり、なんとなく体調が優れなかったり。
一つひとつは些細なことでも、重なると気持ちが沈んでしまいますよね。 「もしかして、今年は運が悪い年なのかな」 そんな風に、目に見えない流れに対して不安を抱いてしまうのも、この時期にはよくあることです。
でも、少し深呼吸をして、その不安を手放してみませんか。 あなたが感じている「運の悪さ」の正体は、実は不運ではなく、「今はスピードを出す時ではない」という身体と環境からのサインかもしれないのです。
「運」とは、波に乗ること
私たちが「運が良い」と感じる時は、自分のリズムと周囲のリズムがカチッとかみ合っている時です。 逆に「運が悪い」と感じる時は、その歯車が少しズレている時。 そして1月は、この「ズレ」が一年の中で最も起きやすい時期でもあります。
お正月という非日常から日常への急激な変化、寒さによる自律神経の乱れ。 私たちの心身は、まだ「冬の重たいコート」を着ている状態なのに、頭だけが「春の軽やかな服」に着替えようとしている。 このギャップが、現実世界での「もたつき」として現れているのです。
私が用いている七命図(しちめいず)という地図で今の季節を眺めると、今はまだ「土の中で種が眠っている時間」です。 地上では何も起きていないように見えますが、地中では静かにエネルギーが蓄えられています。 進まないこと、止まること。それ自体が、今の時期に必要な「運気の動き」なのです。
「不運」ではなく「調整」と呼ぶ
もし今、うまくいかないことが続いているのなら、それは「止まれ」の合図ではなく、「整備不良を確認せよ」のサインだと捉えてみてください。 確認してほしいポイントは、とてもシンプルなことです。
・睡眠時間は足りていますか? ・身体は冷えていませんか? ・焦りで呼吸が浅くなっていませんか?
小さなミスの多くは、脳の疲労や焦りから生まれます。 「運が悪いからミスをした」のではなく、「疲れが溜まっているから、ミスをすることで強制的に休ませようとしている」のかもしれません。
そう考えると、一見ネガティブな出来事も、あなたを守るための安全装置が働いた結果だと言えます。 運が悪いのではなく、調整機能が正常に働いている。 そう言葉を置き換えるだけで、世界の見え方は少し優しくなりませんか?
春になれば、信号は青に変わる
ずっと赤信号が続く道はありません。 今はたまたま、少し長い信号待ちをしているだけです。 青になるのを待つ間、好きな音楽でも聴いて、シートの座り心地を直しておきましょう。
無理にこじ開けようとしなくて大丈夫です。 タイミングが来れば、不思議なくらいスムーズに物事は動き出します。 その時、万全の状態でアクセルを踏めるように、今はご自身を丁寧にメンテナンスしてあげてくださいね。
あなたの運気は、決して悪くありません。 今はただ、静かに満ちるのを待っているだけなのですから。
ラジオで聴く(声の温度)
文字とは少し違う温度で、 同じテーマを静かに話しています。 夜に向いているかもしれません。
YouTube https://www.youtube.com/@shibusawa_eichi
手元に残す(七命図)
迷ったときに、 同じページへ戻れるように。 七命図としてまとめた形もあります。
Amazon(Kindle) https://amzn.asia/d/dZHup4T