年が明けたとき、たしかにあった「今年こそ」という気持ち。
あれから数週間。
気づけば、あの熱量がどこかに消えてしまった。
朝起きても体が重い。
やろうと思っていたことに、手が伸びない。
「あんなにやる気があったのに、なぜ」
そんなふうに戸惑っているなら、少しだけ立ち止まってみませんか。
「反動」という名の自然現象
年末年始は、普段とは違うリズムで過ごす時間です。
帰省や旅行、人と会う機会、いつもより多い食事やお酒。
そして、「新しい一年」という特別な空気。
その高揚感の中で、私たちは自然と気持ちが上がります。
「今年はこうしよう」「これを変えよう」と、未来に向かうエネルギーが湧いてくる。
でも、その高揚は「非日常」が生んだものでもあるんですよね。
日常に戻れば、気持ちも日常モードに戻っていく。
それは、落ちたのではなく、元の位置に戻っただけなのかもしれません。
上がった分だけ、下がるように見える
ここで少し、「反動」について考えてみましょう。
年末年始の高揚感を「10」だとします。
普段の状態を「5」だとすると、日常に戻ったとき、私たちは「5に落ちた」と感じます。
でも実際は、「5」が本来の自分の位置だったりするんですよね。
落ちたのではなく、戻った。
その違いに気づくだけで、自分への見方が少し変わります。
七命図(しちめいず)という、命のバランスを読み解く考え方があります。
そこでは、人のエネルギーには波があることを前提としています。
上がる時期もあれば、静かに内側を整える時期もある。
1月後半は、多くの人にとって「整える時期」に当たることが多いんですよ。
だから、やる気が落ちたように感じるのは、
あなたが弱いからではなく、自然なリズムに沿っているだけなのかもしれません。
「落ちた自分」を責めなくていい
やる気が出ないとき、私たちはつい自分を責めてしまいます。
「もっとできるはずなのに」
「年始にあんなこと言ったのに」
「周りはちゃんとやっているのに」
でも、その責める声こそが、さらにエネルギーを奪っていくんですよね。
反動で下がっているときに、無理に上げようとすると、
余計に疲れてしまいます。
それよりも、「今は戻っている時期なんだ」と認めてあげること。
そのほうが、結果的に早く回復できることもありますよ。
今日からできる、小さな調整
やる気が落ちたとき、大きなことをしようとしなくて大丈夫です。
むしろ、小さなことを一つだけやってみてください。
朝、カーテンを開けて光を浴びる。
温かい飲み物をゆっくり飲む。
夜、少しだけ早く布団に入る。
そういう小さな行動が、
「自分は今日も、ちゃんと過ごせた」という感覚を連れてきてくれます。
大きな目標は、また元気が戻ってから考えればいい。
今は、「今日一日を穏やかに終える」ことだけを目指してみてください。
静かに戻る、という選択
やる気が急に落ちたように感じる1月。
それは、年末年始の非日常から、
日常という本来の場所に戻ってきただけなのかもしれません。
落ちたのではなく、戻った。
弱くなったのではなく、整えている。
そう思えるだけで、自分への眼差しが少し優しくなります。
焦らなくて大丈夫ですよ。
あなたのペースで、ゆっくり歩いていってくださいね。
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